2021-01-01から1年間の記事一覧

太宰治の〈女語り〉による女性表象と「饗応夫人」

「饗応夫人」(昭和二三年一月)は太宰文学における〈女語り〉の系譜の最後に位置づけられる小説である。語り手「ウメちゃん」の視点から、彼女が仕える家の「奥さま」の自己犠牲とも言える饗応について語っていく物語になっている。戦後小説における「饗応…

2021年1月14日

あけましておめでとうございます! ようやく、ブログ本来の使い方をしていこうと思います(・_・;)